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私はいかにして心配するのをやめて鍼灸師を目指したか①

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

人生七転八倒、七転びで八起きしても単に転んでいるのが辛いだけなのであまりというかかなり自分の人生に対しては悲観的な47歳の私である。

新天地を求めては遭難を繰り返しているような人生だと我ながらつくづく思う。

単にもう少し楽ができる世界に行きたいだけなのだが。

(2021年6月26日初稿
 2023年9月14日加筆)

目次

20年近く成長する気がなかったツケがきた

 私がインターネットという手段を用いて世の中のサイバー空間にごみを増やすようになったのははてなブログが初めてという訳ではない。

まだ20世紀という前世紀の神話(エロが原動力だった)の時代に自前のサイトを開いた事にはじまり、mixi、Facebookとのっかる神輿だけは俊敏に変えつつ内容は全く進歩のないよしなし事をつれづれなるままに書き綴ってきていた。

無償で20年書き続ける秘密の方法

 で、20年以上金にもならんのに自分の脳みそのお粗末さを世間に晒し続けるにはコツがある。

読み手の事を考えず、その時考えている事を脈絡もなく書き連ねるだけである。

お金を貰って文章を書いていた時期もあったのだが、その時はどんな文章をどんな形で伝えるか非常に気を配っていた。

読み手のことを考えると伝える方法から内容にまで気を配ってから書かざるを得ないのだ。

 それはそれでパズルを組み立てるような楽しさがあるのだが、無償の気楽さは格別である。

そんな事をしているうちに、はてなブログで日記を書き始めるにあたって無いことにしていた問題が発生した。

読者のいない文章

 どこまで自分の事を説明すべきか、「読者」の存在を考えると非常に困るのである。

理由はというと、今までは他人に自分の事を説明する事に気を使わずひたすら書きたい内容を書いており、自分について興味がある人間は勝手に文章から読み取れと大学入試試験のごとく読者への課題として放置していた。

 酷い話である。

が、こうしてはてなブログという新天地で思うことを綴る上で書き手である私がどのような人間なのかは積極的に表に出し、ひいては私の名前で読者が集まるようになる事を目指してみたい。

とりあえず、今までブログで全く触れられていないのは

七転八倒の日々

「46歳が七転八倒しながら鍼灸師を目指す日常」

 のうち七転八倒していない時の日常についてである。

日常が苦闘なので何を書いても七転八倒のありさまに繋がってしまうだけなのだが。

好きで自分の恥を世界に公開する訳ではない

民間企業で翻弄される

 とりあえず、46歳独身男性。

好きで46歳な訳でも独身な訳でもない。

 大阪大学人間科学部という別名「変人科」と言われる変な学部を卒業して就職するにあたり、前年に山一證券が倒産して超氷河期と呼ばれる時期を選んでしまった。

それ以来、ITバブルで潜り込んだ企業で激務から鬱とパニック発作を発症したり、本来志していた翻訳出版の世界へ転職がかなったと思ったら外資系という名の超零細企業で試用期間でクビになったりとロクな目にあってきていない。

無論これも好きで経験した訳ではない。

国家公務員への脱出と失望

 くたびれ果ててキャリアをなんとか立て直そうと国家公務員Ⅱ種(いわゆるノンキャリですな)として田舎の駅弁大学で静かに暮らそうとしたのだが、水が合わないどころか濃硫酸と水並に合わない世界(濃硫酸と水が接触すると爆発します)で十数年勤務した後精神を病んでクビになってしまった。

公務員だって仕事に耐えぬと判断されたら分限免職という形で「会社都合退職」に処せられるのである。

手に職をつけるんだ

 地元にUターンしてきて派遣社員など将来の見通しの立たない仕事を転々としているうちに、見かねた両親の勧めもあって手に職をつけようと地元の医療系専門学校の鍼灸学科に入学する事となった。

読み手にやさしいその②に続く

 もうこれだけで映画が何本つくれるかわからないのでなんで鍼灸なのかとかどういう生活なのかなどはその②に続けたいと思う。

昔、切り上げるという発想が無かった頃2万字を超える記事を書いてしまい仕方がないのでメールで皆に読んでもらうよう頼んだ事のある私である。

一回の投稿で1000字程度の読み手にやさしいブログを目指したいと思う。

私が仕事でどんな目にあってきたかは、別記事のこちらが詳しいので読んでいただきたい。

メンタルを病んだ氷河期のたわごとである。

ひろぽんとお仕事との関係についてはこちらを読もう
あわせて読みたい
拒幸症① 40を過ぎて発達障害だと判明したけれど、昔から生きていくのが辛かったという話
こちらに続きます
あわせて読みたい
私はいかにして心配するのをやめて鍼灸師を目指したか② 鍼灸師への道は大学卒業時点で存在したが選べなかったという話。

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コメント一覧 (2件)

  • ひろぽんサン、こんにちは!

    山一証券、懐かしいですね。
    あの頃に戻れたら、同じ道は進まない!!と強く思う まかデス。

    いま就いている職場では、なぜか私が最年少なので
    『アンタ、若いからまだまだいっぱい可能性あるやん!!』と言ってもらえます。
    自分では『今生も失敗や。もう終わりや。』とか、
    朝、目が覚めた時『あ、今日もまだ生きてるわ。』と思っていますが、周りにそう言われるとそうなのかな~と思ったり。

    今週はチャーシュー🐷によるストレスがより酷くて、夜8時には寝ていました。
    そして逆流性食道炎になって、通院で余計な出費が。泣
    メンタル強い方が羨ましいです。

    ああ、いま仕事で担当している地区の住民の皆さんはメンタル鋼の方が多いデス。笑
    おそらく日本で一番のそういう地区ですヽ(^o^)丿

    我々にもよい風が吹きますように☆

    いつもコメント返信をありがとうございます♪

    • まかさんこんばんは!
      山一証券なんてもはや24~5年昔の歴史上の出来事ですが、私たちの人生は大きく変わりましたねえ。
      『「たら」と「れば」なら北海道や!』
      という謎の言い回しがありますが、私ももし戻れ「たら」どうしていたでしょうねえ。
      同じ道は自分も歩かへんなと思うひろぽんです。
      ただ、自分が歩いたルートでないとかのんとは出会えていなかったと思うと複雑な所です。

      昔、ヨーロッパをバックパッカーとして旅行していた21歳の時に、現地で知り合った40前くらいのおじさんが
      「宇宙飛行士以外だったら何でもなろうと思ったらなれる年なんだよ」
      と言っていたのをまかさんのお話しで思い出しました。
      周囲はいい加減な事をいうし、それで私たちは案外救われてるのでしょう。

      ストレスがかかると過眠になるの、よく分かります。私も今の仕事について半年になろうとしてますが、週に一日は休んで夜まで寝ている日があります。
      逆流性食道炎は…食べた後早く横になりすぎてもなりますので(胃と食道の間には幽門がないのです)食休みをしっかり取られてください。
      メンタルの強いというか性根の悪い人は想像を絶する思考回路を有しているようで、詳しくお話しをお伺いしているとこちらがおかしくなりそうですね。
      お察しいたします。

      こちらこそいつもコメントありがとうございます。

      ああ、そういえば又アドセンス落ちました/(^o^)\
      で又、「支払い情報の追加とサイトの接続をお願いします」というメッセージ
      頭にきてプラグイン全部アンインストールして全然別のプラグインを入れてアドセンス登録してやりました。
      ・・・心に波風たてずに暮らすのは難しいですねえ。

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